婚前調査の歴史

婚前調査そのものは数十年前から行われており珍しいものではありません。ただ、近年SNSの普及などにより婚前調査で取得できる情報は多くなっています。SNSの普及は出会いの多様化、そして恋愛の形そのものにも影響を及ぼしています。そのため、従来の借金や浮気相手などを調べる身辺調査だけでは結婚に潜むリスクを十分洗い出せているとはいえません。
そこで、私たちはSNS調査や本人への接触調査(本人に調査していることを悟られないよう、調査員が自然な形で接触します)を行い、データには現れない人間性に関する情報を詳細に収集し、分析するのです。特に本人への接触調査は私たちが20年かけて培って来たノウハウであり、日本一の技術を持っていると断言できます。

今、婚前調査を行うべき理由

長らく婚前調査を行なっておりますが、ここ数年の需要の高まりを感じております。
その理由としては離婚率の高さです。3組に1組が離婚すると言われて久しいですが、離婚の大半は結婚前にそうなるリスクを想定できるものだと思います。
婚前調査は結婚するご本人よりも、親御様からのご依頼が圧倒的に多いのですが、「離婚して欲しくないし、真っ当なパートナーと一緒になってほしい」「自分たちの家族にもなる訳だから、しっかり調べておきたい」と考える親御様のお気持ちは当然ですし、リスクヘッジの為の婚前調査はスタンダートになっていくと考えています。

婚前調査は会社によって全く違う?

冒頭にもお伝えした通り、婚前調査自体は目新しいサービスではありません。ただ、情報を収集する為の手段はここ数年で飛躍的に増加しております。調査自体のスキルにももちろん差は出てきますが、インターネット上での情報収集能力には各社で大きな違いがあるといえるでしょう。
ご依頼をされる前に、どのような手法で調査対象者の情報を取得するのか、詳しくお話を聞かれることをお勧めします。

婚前調査を依頼する前に考えて頂きたいこと

ひとえに婚前調査といってもその目的によって、調査手法は変わってきます。
・ご子息様・ご息女様の結婚に反対する材料が欲しい
・ご子息様・ご息女様の相手に何か不安材料がないのか調べたい
この二つでも調査するべき内容は大きく変わります。前者であれば、他に異性の付き合いがないか、借金はしていないか、経歴に詐称はないか”事実の収集”をベースにした調査を行います。後者であれば、暴力的な側面はないか、人間性に問題点はないか、仕事でのパフォーマンスはどうなのか、など”調査対象者を分析する為の材料を収集”する調査を行い、それを元に人間性分析を行います。
つまり、婚前調査におけるアプローチが全く異なるのです。
「早く調べないと手遅れになる」とお急ぎの依頼者様もいらっしゃるのですが、ご依頼される前に何のために婚前調査を行うのか、そして依頼する会社でその目的が達成されるのかをご検討いただけたらと思います。