結婚相手を調べる理由は変わってきている！ その手法は？費用は？
婚前調査、素行調査、浮気調査など各種調査業務を扱う株式会社企業調査センターです。
婚前調査と聞くと、一昔前に家柄の良いご子息・ご息女が結婚する際に行われていたものとイメージされる方はいらっしゃるかもしれません。確かにそのような側面があることは否めませんが、実はイメージよりもずっと幅広い層で、昨今も世代を超えて行われているものなのです。とはいえ、ご依頼される調査内容が昔と同じというわけではありません。何を知りたいのか、何で知りたいのか…数々の調査をする中で変化が起きていることを感じます。
そこで今回は、昔と今の婚前調査の違いや調べる理由の移り変わりなどについてお話ししようと思います。
婚前調査の今昔
昔の婚前調査は聞き込みが中心でした。インターネットのない時代に情報収集するとなると、“人”を相手に行わなければなりません。今のように手法が洗練されていないので、あからさまに友人・知人や近隣の住人に聞き込みをして、調査していることをお相手が知ってしまうことも度々あったそうです。そして調べる内容としてはお相手のご両親や実家の状況などが中心となり、人間性や異性関係などを調べることは多くなかったそうです。結婚は家と家の結びつき。だからお相手の家柄こそが最重要項目、そういう考えだったのですね。
しかし現代の婚前調査は、調べる内容が家柄よりもお相手自身に関することが中心です。それも借金や犯罪歴のようなネガティブ要素を見つけるというものではなく、お相手の人間性を調べるというもの。お付き合いの中で人間性はわかるのでは？と思うかもしれませんが、そこまでシンプルな話でもありません。現代ではSNSの普及により自己表現の場が複数存在しているので、会っている時に見せている顔が全てとは限らないのです。そこでインターネット上で見せる別の顔、あるいは気心の知れた友人だけに見せる顔などを多角的に調べることによって、真のお相手の姿を知るというわけです。依頼者様としては純粋にお相手のことを“ただ知りたい”だけなので、粗探しをするようなものではありません。現代の婚前調査は自分の納得と心の安定のためという側面が強いようですね。
婚前調査は増えているの？
結論から言うと婚前調査のご依頼は増えています。それは、婚前調査をご依頼するのがご両親だけではなく本人というケースも増えてきたからです。
そもそも昔行われていた“家柄を調べる”という婚前調査は、今日では差別問題に繋がるようなプライバシーに踏み込んだ調査もありました。今でこそそのような調査が行われることはないので婚前調査は年月とともに洗練され淘汰されましたが、逆にご依頼する層が広くなりました。そして今では婚前調査の認知度も上がり、昔のように親が秘密裏に行うものというイメージは薄くなってきました。これらの理由から婚前調査のハードルは下がり、結婚に付随する行為の一つとして依頼をされる方もいらっしゃるという現実があるのです。
調べたい理由ランキング！ベスト３はこれだ！
ここまでお読みになっていれば予想できるかも知れませんが、婚前調査で調べたいことの第１位は「人間性」です。結婚相手の人間性を調べたいというご依頼は、一昔前にはめったにないものでした。しかし今は出会いから結婚までの期間が短く、そして出会う場もマッチングアプリなども含め多様化しているので、相手のことを良く知らないまま結婚に進むこともあるというわけです。そうなると当然不安もありますよね。結婚は昔のように家と家の結びつきではなく個人間の問題になってきています。つまり、「ずっと一緒に過ごす相手として、この人でいいのかな？」という現実的な視点で相手を見極めるのです。
続いて第2位は「お金まわり」。結婚を現実的に考えると、お金の問題は重要ですよね。もし借金や浪費癖があったとしたら、これから築いていく生活の土台が危いものになってしまいます。借金や浪費癖はお金だけの問題ではありません。人格や価値観にまで通じるその人の根本的な問題なので、お金まわりを調べるということは、お相手の本質を知ることでもあるのです。
第3位は「異性関係」。男女間の問題は結婚後も続きます。浮気や不倫はドラマや小説だけの話ではなく、現実的に至る所で起こっている問題です。たった一度の浮気や不倫ならまだしも、繰り返される不貞行為に悩まされている夫婦もたくさんいらっしゃいます。浮気や不倫をしてしまうのはその人の倫理観にもよるところも大きく、なかなかそれを変えることはできません。結婚してからの「こんな人だったとは！」を回避するために、婚前調査にて異性関係を調べるということです。
調査方法は？自分でも調べることはできるの？
企業調査センターでは、婚前調査においてSNS調査をとても重要視しています。なぜなら従来の尾行・張り込み調査では見えない潜在的な人間性の問題点をあぶり出すことができるからです。 SNSには本名以外で登録している人が多くいますが、私たちはそこから本人を特定することは可能です。本名以外での投稿にはその人の本質的な人間性が分かるものが多く、婚前調査において大きな分析の手がかりとなります。 また、本人のアカウント調査だけではなく、友人・知人の投稿まで隈なく調査することで、将来トラブルに発展する危険因子がないか分析します。
そして、調査精度を上げるために従来の尾行・張り込み・聞き込み調査も併用します。「尾行、張り込み、聞き込み」は、いかなる環境下でも対象者に怪しまれることなく遂行することが鉄則で、それには高度な調査スキルが必要とされます。 別事業とはなりますが、弊社では大手企業の雇用調査も請け負っており、年間5,000件を超える尾行、張り込み、聞き込み調査を行なっています。調査において機材はもちろん重要ですが、一番大切なのは場数です。弊社の婚前調査サービスでは調査経験を長年積んだベテランのみが行うので安心してご依頼ください。
さて、これらの調査を自分でもできるかどうか…それははっきり言って不可能に近いと思います。まずSNS調査に関しては、公開されているアカウントを調べて情報を収集することは可能です。もしかしたらそこから友人や知人のSNSまで範囲を広げ、何となくの人となりがわかるかも知れません。しかしそれらもまだ氷山の一角と言えます。そこには本当の姿はなく、もしかしたら裏アカウントや本名以外のアカウントを持っているかも知れません。それらを特定するスキル、さらには本アカウントも含めて全ての情報をテーブルに上げ人間性を分析するスキル、これは経験を積んだプロでない限りなかなかできないものです。
尾行、張り込み、聞き込みも然り。テレビやドラマで見たままのイメージで尾行や張り込みをしようものなら、一発でバレてしまいます。それどころか、ストーカー規制法に触れて警察沙汰になるかも知れません。「尾行」「張り込み」「聞き込み」を自分自身で行うことは現実的でないと知っていただければと思います。
婚前調査の費用
企業調査センターの婚前費用のご紹介をさせていただきます。私たちが提案しているプランは「エコノミー」「ビジネス」「ファースト」の３つがあります。
エコノミー：30万円（税別）
確たる懸念はないと思われるが、お相手が申告している経歴や私生活に相違点がないか確認したい方にお薦めのプランです。
ビジネス：50万円（税別）
お相手の方に多少でも懸念事項をお持ちの方や、お相手だけでなく交友関係や異性関係の有無、その人物についても確認しておきたいといった方にお薦めのプランです。
ファースト：80万円（税別）
既にお相手の懸念事項がある方や、交友関係、異性関係だけではなく、お相手のご家族、親族関係に至るまでしっかりと把握しておきたいといった方にお薦めのプランです。
費用の違いは調査項目の違いでもあります。エコノミーではネット調査（SNSでの人間性、趣味嗜好、交友関係などの把握）、破産歴の確認、素行調査（10時間／ご延長の場合には1時間：30,000円）を行います。そしてビジネスには、これらに加えて犯歴調査、メディア調査（全国紙、雑誌、地方紙から国家資格取得といったポジティブな情報又は判例には出ない軽犯罪に関するネガティブ情報などの取得）、私的財産の確認を行います。さらにファーストには、これらに加えて私的財産の確認、職歴の確認までも行います。
特筆すべきは素行調査の精度です。一般的な素行調査では尾行をして遠巻きに行動をチェックするだけにとどまりますが、私たちは実際に飲み会や趣味の活動の場所に潜入し、そこでの友人との会話やふるまいなどをチェックします。友人に打ち明けている本音、食べ物のチョイスやお酒のペース、店員に対する態度などからお相手の素の姿がわかるもので、結婚にふさわしいお相手かどうかを見極める重要な手がかりとなります。
婚前調査は入念な事前調査に始まり、本調査、その後の分析、レポート作成までが調査の一環なので時間もかかります。「限られた時間内でベストを尽くしたけれど、有益な情報は得られなかった」という会社もありますが、それは言い訳にすぎません。私たちは時間をかけて有益な情報を得るまで調査を重ね、確実に満足のいく調査結果を提出いたします。
企業調査センターの婚前調査
婚前調査は浮気調査とは違い調査方法が多岐に渡ります。「問題視・懸念している原因」が人によって様々だからです。金銭面、仕事、人間関係、親族関係、人間性などの情報を集めることは容易ではありません。弊社の最大の強みは、”調査結果を元にしたプロファイリング”です。過去1万件を超える経験と実績に基づいた精度の高い仮説を立てられるからこそ、他社では気づけない潜在的なリスクを分析できるのです。
結婚前の安心を手に入れるために、そして知りたいことを確実に知るために、是非私たち株式会社企業調査センターにご依頼下さい。
